「とりあえず…」

KZMさんも書かれていましたけどね。千秋楽のソワレでは「…なぜ?」というくらいのハプニングでした。ま、一番大きなのは、公演後に知ったプリッツ散乱事件なのですがね。リアルなドアを使っていまして、実はステージの会話は「待ち」のキャストにはあんまり聞こえません。あの芝居での「きっかけ」は純粋に「音きっかけ」がすべてで、視覚情報がありません。役者はドアに耳をあてて、音楽の拍子やメロディ、役者のセリフの一部分を頼りにドアを開けて中に飛び込んでいました。ま、大型自動車が外の通りを走っていると「きっかけ台詞」が聞こえない、てなこともありまして。で、プリッツ散乱事件のときには「うん、きれいきれい」というセリフを頼りに中に飛び込む予定でしたが、ドアに耳をあてていると「ぜんぜんきれいじゃないっすよねー」「あー本当にきれいじゃない」」という台本にはない進行が。「脚本とは違う展開だからしばらく外で待ってようかな」てな邪悪な考えも瞬時に浮かびましたが…。見たまま素直に自分の気持ちをセリフにしたら「とりあえずきれいになりましたねー」という心の声でした。アドリブではなく、見たままをそのまま声にした、っていう…。しかもプリッツは大人数でお越しいただいた劇団24区の皆様の前に散乱したというおまけつきでした。申し訳ございませんでした…。

 

さて。いわゆる「片し」という舞台装置などの取り外し作業が終わりまして荷物の搬出。照明器具の返却をかねて中野坂上から落合駅経由で高田馬場、さらには徹夜の打ち上げという形で今に到ります。ゆっくり寝て気持ちを取り直してみますと、まー、やはり「想定外」の事態は予想もしない形で到来するのだな、てなことを実感。壁にはった「規則」については、新しい粘着テープで、しかも最終ステージには通常よりも多い8枚で固定したはずなのに、なんと次に自分がステージに出た目の前でハラハラと床に落ちていました…(あれ演出じゃないです、確かに壁に貼ったのはインド人と管理人の私でしたが、タイミングできすぎです)。[

それでは「とりあえず」、第2回公演終了です。お盆のさなか、お運びをいただきました皆様には本当にありがとうございました。

Show must go on.

Life must go on!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

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