廃校

こんばんは,ごとりんです。昨日は早朝5時50分から合計15時間労働,今日は仕事の関係で緊急出勤とヘロヘロですが,5ステージ頑張ります。

さて前回は「幽霊」について語りましたが,今回は「廃校」についてです。今回の舞台となるのは,廃校になった高等学校の校舎だったりします。
平成26年度時点の学校の数は,高等学校が4,693,中学校が10,557,小学校が20,852です(文部科学省学校基本調査)。高等学校だけみると,平成17(2005)年の学校数は5,418で,この10年間で約13%の高等学校が廃校になったことがわかります。グラフにすると以下のようになります。明らかに長期的にみると学校の数は減少傾向にあります。

廃校データ

要因は,というともちろん少子化による生徒数の減少ですが,公立高校の場合には市町村合併などの影響を指摘する声もあります。こうした廃校になってしまった跡地ですが,不動産業者には結構な人気です。なんといっても,工場跡地の場合には土壌汚染などの心配をしなければなりませんが,学校の場合にはその必要がありません。また,グラウンドはもともと更地(さらち)ですから,建物の解体や撤去の必要もありません。さらに駅に近い立地が多いという要因もあります。
実際に何校か廃校になった跡地を見学させていただいたことがありますが,何万人もの生徒さんが学習された跡地に誰もいないというのは妙な雰囲気です。それこそ幽霊が出そうな雰囲気ですが,そうした妙な雰囲気を今回の舞台では醸し出そうとがんばっています。
実際にお芝居が行われる渋谷ルデコは,耐久性の観点から建て直しをする予定とのこと。ちょうど今回のお芝居に相応しい舞台ともいえます。
渋谷から歩いて5分程度ですが,ヒカリエのきらびやかな建物のそばに,こんなレトロな建物があるのかと,びっくりされると思います。まずはエレベータにびっくりされると思いますが,まずはそうしたレトロな雰囲気に夏休み浸ってみるのもわるくないのではないでしょうか。キャスト,スタッフともどもお待ちしております。

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