Archive for 6月, 2016

筋肉痛が来るのが早いことに希望を見出すの巻。

6月 27th, 2016, posted in 未分類, 稽古場ブログ

こんばんは、劇団員かずみんです。

筋肉痛がひどいです。
土日とも稽古だったためか、はたまた日曜にダンスの練習をしたためか……。

そうです、ダンスです。今回も劇団ぼるぼっくす恒例、音合わせ&ダンスのシーンがあります。
今回も振付をさせてもらえることになりまして、役者、舞台美術、振付の3足のわらじを履いております。
そして自分でつけた振付で筋肉痛になる始末……。

今回の芝居は、女子3人がルームシェアしている部屋に次々にヒモ候補が来るという設定で、
玄関まで迎えに行ったり、なんやかやで立ったり座ったりが多いので、膝の内側も打ちまくりで、早くも満身創痍です。
医者であり劇団員でもあるサカタニ先生に「治して」と言ったところ、
「痛いんですねー、確認しますねー」と言って、アザをゆっくりしっかり押されました。
この藪医者め。

そんなわけで、今週末の第1回目の通し稽古に向け、台詞を確認しつつ、ダンスの練習も始まって、てんやわんやの日々です。
しかしまぁ、こちらも劇団ぼるぼっくす恒例の(?)声の出演も着々と録音しており、きっとそれなりにちゃんと進行しているのではないでしょうか。
目下、舞台美術としても、見やすくて安全なお席の配置に心を砕いております。

ぜひぜひ多くの皆様と、劇場にてお会いできることを楽しみにしております!

なんならヒモ考察でおなじみのごとりんおじさんと握手でもしていってください。無料です。
もしお気に召したらそのまま引き取っていただいて結構ですので。

というわけでご予約はこちらから↓
(芝居の予約です。ごとりんおじさんは予約できませんのであしからず)

http://bcgline06.net/tickets/bbks/000/

とりあえず、膝が心配だからサポーター買おうかな……。

かずみん

「ヒモ」とは何か~未来編~

6月 15th, 2016, posted in 未分類

こんにちは。ごとりんです。世界三大悪妻と呼ばれる方が3人いらっしゃりまして。1人はソクラテスの奥様クサンティッペ,もう1人はモーツァルトの奥様コンスタンツェ,そして最後の1人はトルストイの奥様ソフィアということになるようです。黒人解放運動に尽力したエイブラハム・リンカーン大統領もかなりの「恐妻」だったとか。人類史上,最高峰の叡智や理想に人生をささげた偉人たちも,いろいろ私生活では大変だったようです。
さて,「ヒモ」とはもともと法的に保護された存在ではないですし,経済環境その他が悪化すれば,いとも簡単に捨て去られる存在です。ですから,少しでも老後の生活を安定させるために,未来に備えて人生設計をしておく必要があります。
(1)愛情曲線の変遷
東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長の渥美由喜氏による有名な「夫婦の愛情曲線」という図があります。以下のような図ですが,ターニングポイントが出産にあることにご注意ください。
夫婦の愛情曲線

それまで彼氏ないし旦那が最優先だったのが,出産を境に子供に優先権が移ります。そして,回復グループにおいては再び彼氏(旦那)の優先度が回復していきますが,低迷グループにおいては優先度が徐々に低下し,子供が高校に入学するころにはほぼ零(0)に近いところまで優先度が落ちていきます
この回復グループと低迷グループの分岐点は,子供の面倒をどれだけ夫婦で分担できるか,家事をどれだけ分担できるかにあるとされます。つまり,家事も育児もできない(しない)ヒモであれば,すぐさま低迷グループに分類され,いずれは女性から捨てられるという運命です。
(2)愛情曲線の維持
老後の資金をしっかり確保し,国民年金も毎月払い込んでいるといったケースでは,たとえ中年期にさしかかった時点で路頭に迷ってもなんとか生計は維持できるかもしれません。ただ,国民年金の未納が続き,貯金もないといったヒモの方については,子供ができて女性の興味が子供に移ってから捨てられたら,もはや餓死するか生活保護を受けるしかありません(第3号被保険者として取り扱われている場合には,年金保険料を納付していなくても国民年金は加入期間に応じて受け取れますが,「ヒモ」を会社に届け出ている例は稀かと思います)。
正直な話,中身の「薄さ」と「軽さ」は,30歳を超えたらどうにもなりませんから,まずは形だけでも育児を手伝い,家事をそれなりにやることにしましょう。
さらにもっと極論をいえば,子供を作らず,なるべく男女二人のペアで長く暮らしていくことがポイントです。「ヒモ」にとって,他の男性はすべてライバルとなりますが,子供もまた同性以上の敵になりうるからです。
(3)愛情曲線の限界
とはいえ実は限界があります。普通に地道に働いている男性であっても,「粗大ゴミ」扱いされ,熟年離婚に応じざるをえないケースが増えています。まともに働かずに寄生しているだけの「ヒモ」に至っては,いつなんどき三行半を突きつけられるかわかりません。ですから普段から厳しい老後の生活をみすえて,年金保険料は毎月納付し,定期預金はしっかり確保,さらにできうることならNISAなど老後に備えた投資活動もおこなっておきましょう。愛情曲線には限界があるわけですから,限界をみすえて定期預金の残高を積上げていく努力が必要です。

今回は若干,暗い未来予想図になってしまいましたが,概ね正しい予測ではないかと思います。未来が暗い場合には,現時点で対策を講じておかなければなりません。世間から見捨てられてもかろうじて生き抜いていけるだけの「蓄え」をきちんと残しておきましょう。もっとも,80歳になっても新たな寄生先を見つけることができるのであれば,それはそれで問題ないのですが…。

食べがちな劇団

6月 12th, 2016, posted in 未分類

こんばんは、劇団員かずみんです。
最近、変なヒモ考察記事が続いて読者の皆様もそろそろざわついてきた頃かと思いますので、このあたりで恒例の(?)食レポを挟みたいと思います。

本日は稽古後、フレンチのオーダーバイキングに行ってきました!
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ご覧の通り、すっからかんでございます……うちの演出家がいれば、食べ物が残ることはありませんからね……。

大丈夫、今週は土曜も日曜も稽古してます!
カロリー使ってますから!!

食は命の源です。
今公演「ヒモ、募集中」でも、ヒモの募集項目に料理が入っています。
私の勝手なイメージですが、パクチーみたいなあんまり使わない食材を買ってきて、すごい張り切って料理作ってくれるんだけど、一回で飽きちゃって、雇い主が「もう、しょうがないなぁ」とか言いながら残りを使ってる(しかし満更でもない)イメージです。
※作中にそのような描写はありません。

ではでは、どんなヒモが現れるのか?
ぜひ劇場でお確かめください!

★予約フォームできました★
下記URLよりお申し込みください↓
http://bcgline06.net/tickets/bbks/000/

皆様のご来場、心よりお待ちしております!

「ヒモ」とは何か~雄志編~

6月 4th, 2016, posted in 未分類

こんばんは。ごとりんです。前回は「黎明編」として「ヒモ」の定義を強みと弱みを活かした具体的戦略をご説明いたしました。今回のテーマは,「ヒモ」の雄志編(市場展開)です。

「ヒモ」の市場展開といいますと,具体的には女性のタイプということになります。いろいろな思惑やお考えがありますが,人間のタイプを「頭の良し悪し」と「自己認識」の度合いで4つに分類しますと,以下のようになります。

無題


この場合の「頭の良し悪し」というのは,別に知能指数とか学歴とかといったことではありません。物事の理解の深さや判断力といったごくごく一般的な能力を指します。ハーバード大学の卒業生だからといって,必ずしも判断力や実践力が優れた人ばかりではないですよね。そういうことです。

(1)頭が良く自分でもわかっている人

こういうタイプの女性は,「ヒモ」を必要としません。能力があり,それを自分でもしっかり認識しているわけですから,多少の困難は自力で乗り越えていきます。いわゆるキャリアウーマンタイプの女性が相当しますが,職種が研究者であれ通訳であれ,的確な自己認識をベースに,自分の道を切り開いていきます。「ヒモ」というよりも「ツバメ」のほうが必要かもしれません。

(2)頭が悪く自分でもわかっている人

こういうタイプの女性も,「ヒモ」を必要としません。いわゆるマイルドヤンキーのタイプですが,己の分をわきまえて地元で地に足のついた人生を送っていきます。というよりも,幸せな家庭をしっかり構築するタイプですね。若くして結婚して,子供を早く産み,地域に密着した家庭を堅実に構築していきます。「ヒモ」を必要としない…というよりも,「ヒモ」を養う余裕もない,といったケースがありますが,それはまあ,別問題の話となります。

(3)頭が良いが自分ではそう思っていない人

高学歴の方が多く、実際に高い能力があるように周囲から見えますが,今一つ自分に自信が持てないタイプを指します。実は「ヒモ」が狙い打ちすべきセグメントがこのタイプです。

親友とかカウンセラーとかだと,自己評価が低すぎる人に対しては,「そんなことないよ」「やればできるよ」と励ましたり,自尊心を確立できるようにともに頑張るわけですし、それが人として当然あるべき姿ですが、「ヒモ」はそんなことは考えません。

ひたすら「なんてダメな人間なんだ」「なんでこんなことができないんだ」「でも俺がそばにいてやるよ」「そばにいてやる代わりにお小遣いくれよ」…という論理構造です。

女性にとってみると不安を掻き立てられる代わりに、一種の安心保証料として「ヒモ」にお金を払うわけですが、冷静に考えてみると、生命保険会社に損害保険会社、「投資をしないと老後が不安ですよ」とあおる証券会社や信託会社など、過度に不安感をあおってビジネスを成立させている例は、他にもあるわけで、「ヒモ」を批判するのと同様に消費者の不安をあおって不必要な金融商品を買わせようとする大企業も批判しなくちゃならないかもしれませんね。

(4)頭が悪いが自分ではそう思っていない人

えー、実はこのセグメントも「ヒモ」の大好物です。このタイプの女性には、「いや、君はすごい」「みんなは認めないけれど僕は君の個性や生き様がよく理解できる」「これだけ褒めているんだからお金ちょうだい」という論理構造ですね。(3)とは逆に、必要以上に自尊心を高め、高ぶった心の隙間を狙ってお金をせしめようというわけです。

人間だれしも自分が可愛いものですし、自分に対して辛辣なことをいう男性よりは、過剰なまでに肯定してくれる男性のほうになびきやすいもの。とはいえ客観的に自己をみつめることができる女性であれば、こんな気持ちの悪いお世辞にはひっかからないですが、残念ながら自己を客観視できない女性、しかも頭の回転にやや不具合のある女性は簡単にひっかかってしまいます。

「ヒモ」にとっては狙い目のセグメントですが、狙われる女性にとっては、日常的に自分自身を客観的に認識すべく、修行を積んでおきましょう。「ヒモ」のみならず、怪しいマルチ商法やら新興なんちゃらとかにもひっかかりやすいのがこのセグメントです。「ヒモ」よりさらにたちが悪いですから、気を付けましょうね。

 

結論としましては、自己の能力や素質を的確に評価している女性は、「ヒモ」にはひっかからず、地頭が良かろうと悪かろうと、客観的に自分が見れない女性は「ヒモ」に騙される可能性が高くなります。ソクラテスは「汝、自身を知れ」と名言を残しましたが、そのソクラテスの奥様はかなりの悪妻だったというのは歴史的事実です。もしかすると、悪い女性に騙されたソクラテスは、自らの不明を恥じて「汝、自身を知れ」と心底思っていたのかもしれません。まあ、地に足がついた生活をおくっていれば男性も女性も「ヒモ」とは無縁の堅実な人生がおくれます。そして、派手さのかけらもない人生のようですが、自分自身の能力を見極め、着実に生きていく姿勢があれば、どこかにあるかもわからぬ「真実の愛」に巡り合うチャンスも増えるのかもしれません。