京都ゴールデン旅行(2)~羽衣編~

京都駅から約2時間にわたり山陰本線と京都丹後鉄道を乗り継いで,「劇団ぼるぼっくす京都支部」(兼人形師の実家)を「上野」と私ごとりんは目指します。

人形師というのは劇団ぼるぼっくすの役者兼小道具で,めぼしい小道具や宣伝チラシなどは,すべて彼の作品です。京都観光旅行だけでなく,夜は彼の実家に一泊しようという計画でした。都会育ちなもので,最初は「緑が多いなあ」程度の認識だったのですが,乗車して1時間ほどたつと人家の少なさにだんだん呆然としてきます。途中,「コンビニエンスストアも自動販売機もあるかどうかもわからない」という話を聞いていたのですが,半年前にローソンが出店してきたとのこと。日本のコンビニエンスストア業界はすばらしいですね。到着してみると,どうやら人形師さんの故郷は「羽衣天女の里」というのがセールスポイントのようです。駅の看板には,「丹後国風土記」(713~715年編纂)にすでに日本最古の羽衣天女の伝説が記述されており,その舞台が丹波地方の峰山周辺だったとか。
到着早々,すぐにバーベキューが始まります。

実家のガレージでのバーベキューですが,大自然の真ん中でバーベキューはなかなかいいものですね。火は当然炭火焼です。

とにかく広いし,多少外で騒いでも近所迷惑にならないというのが素晴らしいところで,東京ではこうはいきません。バーベキューが終わったあとは,人形師さんのご両親とともに「自宅カラオケ大会」に流れ込みます。

「自宅でカラオケ」というのは初めての経験でしたので,これも貴重な体験でした。これもあれでしょうね。昼間は京都脚力強化練習でしたが,夜は発声練習の変型判という見方もできるかもしれません。ちゃんと得点がでるのですが,「上野」が最高98,ごとりんが97点(ケツメイシの「桜」を歌っているときは途中まで100点だったのですが),人形師さんも95点をマークしましたが,肝心の人形師のお父様の得点が伸び悩みました。その後,全員で午前1時まで「吉田類の酒場放浪記」の録画をみて就寝となります。「酒場放浪記」,あらためてみると面白い番組ですね。
結局,この一日は相当なメニューをこなすことになったのですが,これも普段からの基礎体力の維持と関係あるかもしれないですね。途中,誰かが気分悪くなったり,声の調子が悪くなったりすると,移動もままならずカラオケ大会もできなかったわけですから…。「健康であること」にあらためて感謝です。

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