代役も一苦労

こんばんは。劇団員Kです。
今公演の稽古は、一度に集まれる役者の人数が少なく、代役を立てる機会が多くなっています。
私はよく、声の出演をしているmocoの代役を務めています。
今回、初めて脚本を読んだときに「mocoならこの台詞でこう遊ぶんじゃないか」と思った部分があったので、通し読みの際に試してみました(正確にはやろうと思って噛みましたが)。
そして、収録の日……なんと、mocoが全く同じ遊びを入れてきたんです!
偽物が本物に追いついた…⁉︎
ちょっと、本気でびっくりしました。

うちの劇団は、京都在住の劇団員もいるため、彼の出演シーンも稽古では代役を立てています。
しかし……奴は、すぐネタをぶっ込んでくるんです。
しかも、基本的に脚本無視!そこで近年では、彼の出演シーンのみ、事前に自分で脚本を書き換えて良い(ただし、事前に申告すること)という謎のルールが運用されています。小屋入り後に変わるよりは、ずっと楽ですからね。
先日、ついにその脚本データが届きまして、さっそく見てみたところ……
お前がネタ盛ったせいで、私のセリフ増えてるやないかーい!
予想はしてましたけど、小道具も増えてるし……。

とりあえず稽古で一度そのシーンをやってみました。
演出助手の飯野がセリフを読んでくれましたが、まぁ書いた本人以外がやるのは大変。
飯野も大変気の毒ではありましたが、もっと大変なのは…

…いつも通し稽古の時に代役をやってくれる小道具さんですね!!

次の通し稽古は28日。今から楽しみなような気の毒なような感じです。

そんなこんなで、本番が近づいて参りました。
ご予約はこちらにて承っております。
小屋つきさん曰く、「令和初公演」らしいです(一応、それを売り文句に劇場のセールスをされまさした)。
中身は全然それとは関係なく、いつも通りまったりとした…たまに激しいネタキャラがやって来ることもありますが…いつもの調子の日常系な芝居です。
ぜひご来場いただければ幸いです。
劇場でお会いできるのを楽しみにしております。

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