劇団ぼるぼっくす第5回公演「成仏は一日にしてならず」、無事に終演いたしました。
ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました!
主宰はパンフレットの最終面に、しれっと、次回「ヒモ募集中〜三食昼寝、小遣いあり〜(仮)」(公演時期未定)と書いていました。
まぁ違う脚本になる可能性も充分ありますが、また来年あたりにはお会いできそうな予感です。
気長にお待ちいただけますと幸いです。
それでは皆様、またお会いしましょう!
かずみん
こんばんは、真理役のかずみんです。
今回の「成仏は一日にしてならず」のあらすじは、
成仏したい女の子と廃校のおかしな住人たちが織り成すほんわかシチュエーションコメディ
なのですが、このあらすじの中に自分の役どころが入っていないので、説明がしづらいです。。。
たぶん、ダブル主演だと思われるのですが。。。
まあ、住人ではありませんが、廃校を訪れた人です。詳細はネタバレになるので劇場でご確認いただければと思います。
さて、2日目が無事に終了しました。
私は喉を詰まらせがちで困っています。嗄れているわけではないので、対処がよく分からず困る……。
なんとか養生して千秋楽に備えたいと思います。
千秋楽のご予約は、今夜に締め切ってしまいますので、お早めにお願いします。
予約フォームよりお申し込みください。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
ご予約くださった皆様、明日劇場でお会いしましょう!
かずみん
こんばんは、かずみんです。
実は地味に、このブログは誰が見てくれているのかなと思っていたのですが、
今日来てくれた後輩が見てくれていたことが発覚しました。ありがとう。
さて、無事に初日が終了しました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
ご予約くださった皆様、これからよろしくお願いします。
無事に笑ってほしいシーンで笑いをいただきました。
ネタのシーンで笑いが起きないと、役者一同、地味にへこみます。
ぜひ過剰なくらい笑ってやってください。
座席の方は、回によってはかなり埋まってきております。
本日もありがたいことに当日券のお客様にいらしていただきましたが、
やはり事前予約が安心です。
予約フォームよりお申し込みください。
皆様のご来場、心よりお待ちしております!
かずみん
こんばんは、かずみんです。
……明日はゲネ、明後日はいよいよ本番です。
というわけで、劇場への道順をご案内します。
最寄駅は渋谷駅です。JRの東口からまたは新南口よりご来場ください。新南口がオススメです。
【東口から】(改札より徒歩約10分)東口を出て右方向にある歩道橋を上り、右手方向(恵比寿方面)へお進み下さい。道の右側に着くように歩道橋を降ります。右手がQBハウス(床屋)なら合っています。
そのまま進行方向(恵比寿方面)へ進んで頂き、うどん屋の先の道を渡り、3つ目の建物(TOWAビル)の4階です。
【新南口から】(改札より徒歩約5分)
新南口エスカレーターを降ります。
そのまま正面の道(ローソン横)を交差点まで進みます。
右に曲がって3つ目の建物(TOWAビル)の4階です。
ご予約もまだまだ承っております。
今ならまだ予約料金に間に合いますよ!
こちらよりお申し込みください(外部サイトに飛びます)
皆様のご来場をお待ちしております!
かずみん
こんばんは,ごとりんです。昨日は早朝5時50分から合計15時間労働,今日は仕事の関係で緊急出勤とヘロヘロですが,5ステージ頑張ります。
さて前回は「幽霊」について語りましたが,今回は「廃校」についてです。今回の舞台となるのは,廃校になった高等学校の校舎だったりします。
平成26年度時点の学校の数は,高等学校が4,693,中学校が10,557,小学校が20,852です(文部科学省学校基本調査)。高等学校だけみると,平成17(2005)年の学校数は5,418で,この10年間で約13%の高等学校が廃校になったことがわかります。グラフにすると以下のようになります。明らかに長期的にみると学校の数は減少傾向にあります。
要因は,というともちろん少子化による生徒数の減少ですが,公立高校の場合には市町村合併などの影響を指摘する声もあります。こうした廃校になってしまった跡地ですが,不動産業者には結構な人気です。なんといっても,工場跡地の場合には土壌汚染などの心配をしなければなりませんが,学校の場合にはその必要がありません。また,グラウンドはもともと更地(さらち)ですから,建物の解体や撤去の必要もありません。さらに駅に近い立地が多いという要因もあります。
実際に何校か廃校になった跡地を見学させていただいたことがありますが,何万人もの生徒さんが学習された跡地に誰もいないというのは妙な雰囲気です。それこそ幽霊が出そうな雰囲気ですが,そうした妙な雰囲気を今回の舞台では醸し出そうとがんばっています。
実際にお芝居が行われる渋谷ルデコは,耐久性の観点から建て直しをする予定とのこと。ちょうど今回のお芝居に相応しい舞台ともいえます。
渋谷から歩いて5分程度ですが,ヒカリエのきらびやかな建物のそばに,こんなレトロな建物があるのかと,びっくりされると思います。まずはエレベータにびっくりされると思いますが,まずはそうしたレトロな雰囲気に夏休み浸ってみるのもわるくないのではないでしょうか。キャスト,スタッフともどもお待ちしております。
こんばんは。かずみん@舞台美術です。
今日は舞台美術の作業がひと段落したので、照明さんのお手伝いをしました。
ゼラ(色をつけるセロハン)を切って、灯体(照明)に貼る作業。
……約10年ぶり!!
演劇人生のスタートは照明だったはずなのですが……。
離れて久しい分野です。懐かしい作業でした。
不器用なので、円形に貼るのに時間がかかったり……。
でもやっぱり、舞台美術にしろ照明にしろ、こういう何かを作る作業、好きみたいです。
学生時代の美術の成績は並だったのに(笑)。
役者も広い意味では、何かを作り上げる行為ですよね。
でも、自分では成果物が見られないのが、物作りよりも怖いところです。
映像に撮れば見られはしますが、やっぱり生とは全然別物なので。
そういう一瞬一瞬をご覧いただくのは緊張しますが、ベストパフォーマンスをお見せできるよう、頑張りたいと思います。
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皆様のご来場、心からお待ちしております!
かずみん
こんばんは。かずみん@舞台美術です。
今日から小屋入りです。
今回は廃校が舞台の芝居なので、「廃校感」にこだわってみました。
ポイントは「劣化」です。
まず、紙。
大航海時代の地図とかなら、コーヒーに漬ける方法が有名ですが、今回は10年程度の劣化なので、それではちょっとやりすぎ。
しかもそれだと均一に染まりがちなんですよね。
ちょっとこう、まだら感が欲しいというか……
そこで採った手法が、
①日光浴
ベタです。というか一番正しい方法です。
紙の劣化の大きな原因は、紫外線ですから。
ただ、当然ながら10年物の劣化を演出するには日数が足りなかったので、頭をひねった結果……
②酢醤油
に辿り着きました!
霧吹きで酢醤油をかけます!まじで!
薄め方と、乾いてからの重ね塗りで、適度な風合いが出せます。
紙の劣化の原因には、「酸化」もあります。
なので、酸をかけることにより、劣化を促進することができると考えたのです。
酢そのものの黄味がかった色も、劣化っぽいですしね。
そして最後に、濃いめの色や、砂っぽいじゃりじゃりした感じを出すのに、
③コーヒー粉
を使用しました。
コーヒーの出がらしを塗りたくるだけ。
こっちの作業はいいにおいなので、ちょっと嬉しい。
酢はちょっとテンション下がりますからね。
紙類はこんな感じとして、困っているのはアルミ。
アルミは劣化しても白くなるだけなんです。
でも、スチールのように、錆びた風合いを出したい。
そこで今からチャレンジするのが、
④古い釘&食塩水
です。
「もらい錆び」現象を起こしたいと思います。
これは、錆びのつかないものでも、錆びたものと接触させておくと、錆びが移るという現象です。
食塩水で錆びを促進します。
工具類を整理していたら、前回公演の使用済み釘が出てきたので、利用します。
捨ててなくて良かった。ただの不精だけど。
まぁ理論上の話なのですが……うまくいくかな……。
そんなこんなでこだわった「廃校感」、ぜひ現地で見てくださると嬉しいです!
劇団ぼるぼっくす恒例(?)、職人カネハのちょっとアレな作品も、ちょっとずつ仕込んでありますよ!
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かずみん
こんばんは。今回は人間役のかずみんです。
人ではない登場人物が多い中、人間役なので、ある意味普通で、ある意味ご覧になる皆様の立場に近いのかな、とちょっと緊張……。
さて、今回は廃校に幽霊というテーマの芝居ですので、稽古場の怪談でもしましょうか。
本番1週間前に、脚本が加筆されました。
ギャー!!
これを怪談と呼ばずしてどうする!
これ以上ない恐怖です。最新稿を何度見ても、台詞が増えている。
明後日が、最後の通し稽古なのに、当然脚本持たずにやりたいのに、です。
元々いた劇団で、昔、本番数日前に脚本が完成、なおかつ本番当日に1シーン追加したというハプニングがありましたが、そのときは私は参加してなかったので、体験するのは今回が初めて。
(ちなみに、そのときの作演が今回の音響スタッフという謎の巡り合わせ……)
1週間前なだけいいかな……ほんのちょっとだし……。
とりあえず、がんばって覚えてきます。
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皆様のご来場、心よりお待ちしております!
かずみん
こんにちは、かずみんです。
1点、ごとりんの記事を訂正しますが、私は今年の3月に 三 十 路 に な り ま し た 。
よくもまぁ、このへんの地雷に突っ込んで来られるよなぁと……(笑)。
それはさておき、今日は久々に劇団員・サカタニが稽古場に現れ、録音を行うことができました。
現在、女医のサカタニ先生。
当初の録音予定日に急患が入り、来られなかったため、今日に変更と相成りました。
いやぁ、本番ギリギリなんで、さすがに気を揉みましたよ……。
前回同様、今回も声のみですが、出演してます。
どんな役どころか、ぜひ聴きにいらしてくださいね!
ご予約はこちらから↓
http://bcgline06.net/tickets/bbks/000
皆様のご来場を心からお待ちしております!
かずみん
こんにちは。ごとりんです。さて先週はちょっと急ぎの用がありまして,ばたばたしているうちに脚本を仕事場に忘れてきてしまいました。「ちょっとあれかな,認知症かな」とかいろいろ自分なりに考えることがないわけでもなかったのですが,その後,20代のかずみん,タンバの二人も脚本を置き忘れ。これはまあ,二人とも若年性なんとかかもしれません。
「何かを忘れる」というと,ハリウッド映画などでは,辛い経験をするあまり,その前後の関係をすべて忘却してしまった主人公などがでてきます。マット・デイモン主演の『ボーン・アイデンティティ』とかジム・キャリー主演の『エターナル・サンシャイン』,ヒチコックの『白い恐怖』なども記憶を失う系譜の映画といえるでしょう。ミッキー・ロークと呂バート・デニーロが出演した『エンゼル・ハート』も「忘却」に関する映画かもしれません。
こうした一連のハリウッド映画だと,記憶喪失の原因を探っていくうちに自分ですら忘れていた驚愕の事実が再発見され,ドラマは最高潮へ…というのが1つのパターンとなります。しかし,現実問題としてはどうでしょう。忘れたくなるような出来事があったのであれば,そのまま忘れてしまうという方法もありえるような気がします。いや,もちろん脚本のことを忘れたいと思っている役者はいないはずなのですが。精神療法などでは,昔は子供の頃に受けたトラウマ(心的外傷)を患者に克明に想起させていたようですが,最近は無理に思い出させたりはしないようです。事情があって忘れたことならば,無理に思い出させる必要性もないということなんでしょうね。
で,実は今回のお芝居では「忘却」も1つのテーマになっています。「思い出すべきか」「思い出さないべきか」…忘れたいことならば,むしろ思い出さないほうがいいこともありそうですが,ハリウッド映画だったら,思い出すところから「物語」が始まります。ジム・キャリー主演の『マジェスティック』という映画では,いったん昔を思い出して,それでもさらに記憶喪失中の生活に復帰するパターンというのもありました。果たして「成仏は一日にしてならず」ではどちらを優先するのでしょうか。結末をお知りになりたい方はぜひ劇場へ。