ざしきわらし?のいる部屋〜小道具・舞台美術集3〜

こんばんは、劇団員Kです。

私は公演前や公演期間中に失敗する夢を見ることがままあるのですが、なぜか公演後の今、とても怖い夢を見てうなされました。

その内容は……

ソワレがあるのにマチネ終わりで帰ってしまい、今から劇場に戻っても間に合わない

というもの。

心臓はバクバク、汗びっしょりになって目が覚めました。

さすがにそこまでのミスはしないわ……。

公演の余韻などではなく、明らかに、胃腸痛&腰痛&発熱という最低最悪の体調不良が見せた夢です……。

しかも怖い話にはつづきが……

 

仮にこの方をKさんとしておきましょうか。

Kさんは体調不良で寝込んでいたはずなのに、スマホのスクリーンタイムにはフリマアプリを見てた時間があるって出てるんですよ。

怖いなぁ~、怖いなぁ~、なんか嫌だなぁ~……と思いつつ、朦朧とする意識の中で購入履歴を見たら、

フリマアプリで9点も爆買いしていたんです。

請求書を見た瞬間に思ったんですよ……この世のものじゃないんだな、って。

(CV稲川淳二)

 

 

さて、今はそんな朦朧としているワタクシですが、小屋入り中は神経が張っていて、怖いくらい元気に過ごしていました。

なぜか照明さんに劇中のダンスを教えたり、そこに音響さんと階くんが加わっていたり……。

あ、遊んでばっかりじゃなくて、しっかり小道具のお手伝いもしましたよ!

今回、芝居のタイトルを文字で見せる演出があったので、書道六段(昔取った杵柄)の私が筆を取ったというわけでして……。

実際、こんな風になりました。

 

 

「ざしきわらし?」と「のいる部屋」の2種類を書いたのですが、

「のいる部屋」を書き続けた結果、

昭和のいる・こいる師匠が頭から離れなくなりました。

昭和どころか、平成も終わったというのに……。

 

 

あと私が噛んだ部分は、舞台美術ですかね。

 

 

と言っても、かわいい布は作演が見つけてきたものだし、小屋入り中のメンテは飯野がかなり力を入れてやってくれたので、私はもう、本当に楽をさせてもらいました。

おかげで、空いたリソースに台詞を詰め込むことに成功しました……!

 

 

さてさて、この連載も、たぶん今回でおしまいになると思います。

改めまして、ご来場くださった皆様、ご声援をくださった皆様、ありがとうございました!

次の公演の日程等は未定ですが、とりあえず、ブログではぼちぼち基礎稽古などの活動を報告していきたいと思います。

今後とも、劇団ぼるぼっくすをどうぞよろしくお願いします!

ざしきわらし?のいる部屋~小道具・舞台美術集2~


こんばんは、劇団員Kです。

今日は小道具・舞台美術集パート2をお送りしたいと思います。

まず、おじさんのざしきわらし・敷野が島谷に提示する契約書。

実は開演時点からセーターの中に突っ込んでいるのですが、意外に原形をとどめていました。

よく見ると、出だしは甲とか乙とかそれっぽいのに、中身が変!!

これはうちの小道具さんがよくやる遊びですね。

見えないのをいいことに変なこと書くやつ!

あと令和って言ってみたかったんでしょ、きっと(笑)。

さりげに字がきれいだなぁ……。

千秋楽では、島谷役の飯野がアドリブで「幸せの使者として⁉︎」と一部の文言を読み上げていました。アドリブというか、当日朝にさりげなく練習していたのを見かけましたけれど。

そうそう、不動産屋勤務の滝沢が、友人の持田を自社の正社員に勧誘する際に渡すパンフレットにも、同じような遊びが施してありました。


見た目はものすごくそれっぽいのに……!

持田役の私は、音合わせで「勤めてみるのもアリかもな」と前向きにパンフレットを見るシーンがあるのですが、「すべてはお客様の笑顔のために」の見出しを眺めて、なんとなくポジティブな感じを出そうと努めていました。

他のところ読むと「本当にここに勤めて大丈夫かな」って思っちゃいますし。。。

ではでは、今日はここまで。

次回、そのうちパート3がありますよ~。

ざしきわらし?のいる部屋~小道具・舞台美術集1~


こんばんは、劇団員Kです。

『ざしきわらし?のいる部屋』が無事に終演し、ほっと一息ついたところで、美術関係のもろもろを紹介したいと思います。

まずは、今回おいしいところを掻っ攫っていった、ざしきわらしの座間が使用するライオンキングの被り物&子ライオン。

以前の記事でも触れたとおり、京都の劇団員が勝手に脚本を書き換え、勝手に持ってきたものです。

……発注してないから!!

発泡スチロールの上から新聞紙を貼り、塗料で着色しているそうです。

彼のもう一つの力作が、ざしきわらしの糸電話(?)

「糸電話」と発注したはずなのに、上がってきたラフはほぼすべて人型……。

もはや式神状態ですが、とってもかわいいので、みんな気に入っています。

「きく」ちゃんと「はなす」ちゃんなのが、かろうじて電話らしいところです。

これで電話を掛ける童役の猫屋敷くんは、自分の顔だけでなく、人形を動かすアクトまで入って、大変そうでした。

続いて、京都の劇団員がイラストを描き、いつも参加してくれるBCG所属の小道具さんが制作した本。

他の家に住むざしきわらしが敷野に送ってくれたけどなんか違う、というものです。

実はちゃんと裏表紙もあります。

ちなみにこれは、ポストカードとして物販もしていました。

他にもたくさんあるのですが、長くなりそうなので、本日はここまで。

またぼちぼち更新していきたいと思います。

See you,see you,see you again.Next time…♪

↑座間がハケぎわに歌っていた謎の歌(自作)の歌詞を使ってみました…

第8回公演、終演いたしました

劇団ぼるぼっくす第8回公演
「ざしきわらし?のいる部屋」
みなさまのおかげを持ちまして、
公演を無事終了することができました。
たくさんのご来場をいただきまして、まことにありがとうございます。
この場を借りまして、ご声援、ご協力をいただきました
みなさまに心より御礼申し上げます。

YESか農家

こんばんは、劇団員Kです。

2日目が終了しました。ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。

当劇団は、京都の劇団員が小道具やら物販やらの美術を担っているのですが、生産ラインが貧弱!
物販用のストラップの生産が追いつかず、だいたいいつも小屋入りしてから、休憩時間などに製作を続けています。
そのため、今日は下請業者を使うことにしたようです。

京都の劇団員「Kさん、いま暇?」
私「(めっちゃパン食ってる最中だけど)暇だよ」
京都の劇団員「じゃあ、米、作ってほしい」
私「いいよ、食べ終わったらやるね」

少しでもお客様に喜んでいただきたいので、快諾しました(下請けに否やはないですが)。
前回公演でも、農家エチュードをしながら米やら豆腐やらを量産していますから、慣れたものです。
いや、でも、なんでざしきわらしの話なのに丼物作ってるの……?

一応、ざしきわらしも増産しているらしいのですが(右奥の丸い物体がざしきわらしの顔部分です)、間に合うかわからないようです。
もしかしたら、お買い求めのお客様に、「まだ乾いていないので、慎重にお持ち帰りください」とお願いすることになるかもしれません。。。

そんなこんなで、明日は千秋楽です。
ありがたいことに、満席のうえ、キャンセル待ちのご予約も頂いている状況です。
明日も事故なく、楽しんでやりたいと思います。
皆様と劇場でお会いできるのを楽しみにしております!

血もしたたるいい女……?

こんばんは、劇団員Kです。

初日が終了しました。各回ともほぼ満席で、たくさんのお客様にご覧いただくことができました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

今日、舞台裏ではちょっとした事件が……。
なんと、ソワレが開場する直前、楽屋で飯野が急に鼻血を出したんです。
周囲は「ええっ!?」という感じでしたが、本人は慣れているらしく、ケロリとしていました。
処置も迅速かつ適切……!
どうも体質的なもののようです。

そして会場して待機している途中、飯野がまたなんかガサガサしている、なんかティッシュを探してるっぽい……まさかまた出た!?と思っていたのですが、終演後に尋ねたら、衣装に血が付いていたらしく、拭き取っていたとのこと。

うちの作風、ホラーじゃないから!!

いやー、何事もなくて良かったです。
明転して飯野のほうを向いたら血が垂れているとか、血痕があるとかだったら、さすがにアドリブでカバーできる気がしません。

そんなこんなで明日は2日目です。
明日以降の公演は、メールフォームからのご予約を締め切っております。
ご予約(キャンセル待ちを含む)の場合は、
劇団メールアドレス(borubokkusu★hotmail.co.jp)へ直接ご連絡ください。
(★を@に変えて送信してください)

皆様のご来場をお待ちしております!

ご予約はランチの前に

こんばんは、劇団員Kです。

小屋入り4日目を迎えた本日は、ゲネを2回行いました。
昼過ぎに1回普通にゲネ、夜に関係者向けの公開ゲネで、計2回です。

結論:疲れる。

でも明日、明後日は1日に2公演。弱音を吐いている場合ではありませんね。
まあ、いつもそのあたりはテンションで乗り切ってしまいますが……!
今年はカレンダーの関係で、千秋楽の翌日が休みのメンバーも多いですし、なんとかもつ(もたせる)でしょう。

私はなんか身体のあちこちが痛く、待機中に延々とほぐし続けています。
特に肩の前の方が痛く、ネットで調べてみたところ、上腕二頭筋長頭腱炎なのではないか、と疑っています。
えっ、五十肩の一種として扱われることもあるんですか……?
そんな事はないと信じています!
うちのメンバーに50代はごとりんおじさんしか居ません!!!

さて、そんなこんなで、明日から本番です。
ご予約はこちらにて承っております。
メールフォームでのご予約受付は、公演前日の12:00までとなります。
以降は劇団メールアドレス(borubokkusu★hotmail.co.jp)へ直接ご連絡ください。
(★を@に変えて送信してください)
キャンセル待ちをご希望の場合も、同じくメールにてご連絡くださいませ。

皆様のご来場を心よりお待ちしております!

シューっダンダダン

こんばんは、劇団員Kです。

小屋入り3日目となりました。
劇団ぼるぼっくすでは、小屋入り中に謎の用語が生まれがちです。
今回のブログタイトルにした「シューっダンダダン」もその一つ。
「この曲はシューっとフェードアウトして、次の曲の出だしの『ダンダダン』という音とクロスフェードになります」ということを指して、演出助手の飯野が言い始めました。
往年の長嶋茂雄さんみたいですね(笑)。

用語だけでなく、変なエチュードが始まるのも定番です。
『成仏は一日にしてならず』の稽古時に、ごとりんおじさんが始めた「イグアナのモノマネで自己アピールをしてくるヒモ志望の男」というエチュードがきっかけで、次の「ヒモ、募集中〜三食昼寝小遣いあり〜』が生まれた、などという前例もありますから、馬鹿にはできません。
瓢箪から駒とはまさにこのことですね。

今回はまだ、そこまでの作品(?)は生まれていません。
今後どうなることやら。
ちょっとだけ楽しみにしつつ、劇場ライフを送りたいと思います。

さて、明日はゲネ、明後日は本番です。
3日(金) 18時、4日(土) 13時の回はまだお席に余裕がございますので、
もしお時間に余裕がありましたら、ざしきわらし?のいる部屋を尋ねてみるというのはいかがでしょうか。
ご予約はこちらにて承っております。
おります。
キャンセル待ちをご希望の場合は、劇団ぼるぼっくすのメールアドレス(borubokkusu★hotmail.co.jp)まで、日時、券種(一般or学割)、お名前、枚数をご連絡くださいませ。
(★を@に変えてください)

あなたには、ざしきわらしが見えるでしょうか?